夜空の鳥の日記

時にそこはかとなく、時につらつらと

日記

放置プレイはむしろ歓迎すべきだったのかも知れない

もしかして、「私、いらなくない?」と感じずにはいられないくらいの無関心放置プレイをされるのが一番いいのか? と思ってしまいました。なぜなら、放置されるということは、私は相手に忘れられている、あるいはそれほど興味が無いと思われているからで、一…

面倒を避けるため、どんなに不愉快なことを言われたりされたりしても、笑みを絶やすことだけはしませんでした。

しかし最近は、愛想笑いを浮かべることすら出来なくなりました。不快に感じたら最後、その時抱え込んだ負の感情が全て顔に出るようになってしまったのです。もともと感情が顔や態度に表れやすい性格ではありましたが、もはやフォローのしようがないくらい顕…

星月夜の回覧板

ごみを出しに行く、回覧板を持って行く、そのような用事は専ら早朝にするようになりました。理由は簡単、誰にも会いたくないし、誰かに自分の姿を見られるのも嫌だからです。同じ理由で、夏の草むしりも朝早く起きてやっていました。夏の朝は空が明るくなる…

人は、見ているよ、人を。

人は思ったより他人のことなんざ見ちゃいないなんて、嘘よ、嘘。でなければ、あの視線は何? たまたま居合わせた真っ赤な他人についてあんなに詳しく述べられるのは何故? 「さっきそこにいた人さあ…」「そういえばあすこでこんな人を見てさ…」そのようなこ…

なぜ人は他人の事情を知っているのか

誰が何の病気とか、誰の職場はどことか、誰の家族がどうこうとか。人はなぜか、他人や他家の事情を知っていることが多い。それは、自分や自分の家族が何気なく誰かに話したことが、その誰かの口からどんどん他の人へ広まるからだ。こうなっては、他人に自分…

『尊敬するからこそ、適度な距離感が大切なのですね』

真・三國無双8の楽進の台詞。三國無双の台詞語録もおもしろいかも知れない。 我が家に来るのは構わないと確かに私は言った。人様のお宅にお邪魔するのは嫌だし、他人とお泊りに行くなんて以ての外だからと。あなた達からの誘いを私が断らなかったのも事実。…

ちょっとした反省

指の関節をポキポキ鳴らす、人前でこれ見よがしにゲップをする。…これらは私にとって我慢ならない行為ですが、こんな些事にいちいち腹を立てることはやめようと思います。このような悪癖は勇気を振り絞って注意してもまず治らないし、何よりこちらが腹を立て…

どんなに苦手なものも、それを遥かにしのぐほど忌々しい存在が現れれば可愛く見えてしまう

…可愛いとまではいかなくても、苦手や嫌いという気持ちなど薄れてしまいます。私は、毛虫や芋虫などうねうねくにゅくにゅした虫が苦手です。でも最近は、毛虫を見てもそんなに驚かなくなりました。きっと毛虫よりもひどく忌み嫌う人があまりにも多いせいでし…

がっかり恐怖症

『がっかり』という言葉におののくようになってしまいました。人からそう言われたことが、思った以上に私を蝕んでいたみたいです。この言葉を聞いただけで、たとえそれが私に向けられたものではないとしても、言い知れぬ恐怖にふるえ上がり、神経がはりつめ…

自ずと明らかになろう

自分の美点を自ら表に出す必要はないと思う。何も言わなくても、あなたが懸命に力を尽くす姿はきっと見ている人がいるはずだから。逆も然り。悪い行為も絶対誰かに見られている。周りに誰もいないから何をやってもいいと思ったら大間違い。そして自分がした…

訪問営業、販売、勧誘……渾身の力で断る

心当たりの無い訪問者ばかりが玄関のインターホンを鳴らし、ほとほと手を焼いています。突然家に来て何かを売りつけようとしたり契約させようとする輩です。そういう人らに限って外面だけは良いから余計にタチが悪いです。いかにも人の良さそうな顔をして、…

『僕はこのようなやからに出会えば、すぐさま青海原に入り桴に乗って帰りたいと思います。』

正史三国志 杜畿伝より杜恕の言葉。 自分の知らないところで勝手に旅行を計画されていたら、どう感じるでしょうか。ある日突然届いた、知らない人からのLINEのトーク。こわくて既読にできないでいたら、あれよあれよといううちに見覚えのない名前からのトー…

私を守るもの

何度も言うようだけど、気に入ったゲームを何回もプレイするタイプだ。気に入った映画やアニメも何回見たって楽しめた。気に入った本や漫画も何回読み返したことだろう。正直に言って、これらは同じことの繰り返し。どんな展開が来てどんな結末になるか、全…

外食よりゲストよりホスト

人と会う時は、自宅に招いて自らホストになるのが一番気が楽じゃないかという話。 小さな我が家へようこそ、なイベントが再び到来。ゲストは家族の友達であり、私の友達ではありません。あなたの友達=私の友達という素敵な方程式はここには存在しません。そ…

奪われて失ったもの。自らの手で遠ざけて失くしたもの。初めから持つことすら許されなかったもの。資格は画餅に帰し、キャリアも人望もなく、夢も希望も展望も皆無。無い無い尽くしの人生で、初めてガンプラを作りました。 天覇曹操ウイングガンダム 純粋に…

有職者が全て善で、無職者は悉く悪か

お店の人に覚えられたら、「あ、もうこのお店行けない」と思ってしまう。理由は簡単、「今日お休み?」という会話になるのがこわいから。スーパーやドラッグストアの店員さんのように、いつも行って何度もレジしてもらってるから、互いに見知ってはいるけど…

幸せな記憶②

私はゲームが好きです。お気に入りの作品は長い時間を費やして何度もくり返し遊び続けます。2周目以降は勝手がもう分かっているのですんなりクリアできてしまいますが、初プレイはだいたいどのゲームも散々です。攻略は見たくない、自力でクリアしたい頑固…

忘却と想起

文章を書くようになってから、漢字が書けなくなっていることに気づく。今これを書いている最中も辞書が手放せない。これは一大事。漢字は好きだし得意なつもりだったけれど、自分がそう思い込んでいただけだったのかも知れない。 人生の出来事も、一部の記憶…

検索しても答えが見つかるとは限らない

インターネットが生活の一部と言ってもいい現代、分からないことや気になることがあると、何でもヤフーでググってきたものでした。ですが昨今は、自分にとって本当に必要な情報をネットで検索して探し出すことが難しくなったように感じます。 検索結果の上位…

心が乱れる

仕事だろうと家事だろうと何だろうと、他の人が手伝いに入ってくると、私は助かるどころが大変混乱してしまうので、正直手伝いはいらないと思っている。以前この日記でも書いたように、自分の中で順序を決めて、その通りに進めれば、どんなこともやり遂げる…

幸せな記憶①

ある女性に恋をした。彼女も僕に対して憎からず想ってくれているようだ。しかし彼女には他に好きな人がいるみたいで…。 ツルゲーネフの『初恋』。岩波文庫の表紙で思いっきりネタバレしている。少なくとも私はネタバレだと感じた。初めて読んだのが青空文庫…

もっと大らかな心で

十年前に続き、このたびの雪でも思うことが色々と。 雪の影響で物流に遅延が生じたことで、これからは急ぎの物は通販で買わないと決めた。本当にすぐ必要な物なら、実店舗で可能な限り調達する。通販を利用する際は余裕を持つ。届くはずの物や手紙などがある…

好きだから殺す

「好きだから殺す」という心理について、自分なりに考えたことがある。 誰かを好きになると、その人のことを考えるだけで幸せな気持ちになれる。それによって心が穏やかになって、表情も明るくなり、周りの人に良い印象を与えられるようになる。でも同時に、…

返事をする

自分のことを呼ばれたら、ちゃんと返事をしなさい。それも「うん」じゃなくて「はい」とはっきり言いなさい。 昔、祖母に叱られた時の言葉。細かいことまでいちいちうるさいわと、当時は反発したくなったものだが、思い返せば私の人生で、「呼ばれたら返事を…

大人の対応

遊びに行きたいですって? この家に? はあ。いや、別にいいんですよ。私が嫌なのは、「今日はお休みですか?(*^_^*)」って言われることなんです。 こう言われるたび、心がかき乱されてたまらないんです。何で、家にいる=お休みっていう方程式が当たり前の…

平成26年2月、雪の中助けてくれた人。

平成26年(2014年)2月、東京、夜、大雪。 電車が動かず、タクシー乗り場は大行列。多くの帰宅難民を出したあの雪の日の夜、私も普段の帰宅手段を失って、なす術なくタクシー待ちの列に並んでいた。歩いて家に帰るにはあまりにも遠かったのだ。 タクシー待ち…

明確に話す

私は、指示代名詞がとても苦手です。 「あっち」とか「そこ」とだけ言われても全然分からないのです。だから、 「あっちから」→「北側からですね?」 「そこ座って」→「電子レンジのすぐ前にある椅子ですね?」 と、方位や位置、場所を具体的に言って確認し…

傷口に触れる

人と会うことは、自分の恥をさらけ出すことだ。 人と会えば、必ずといっていいほど生活について土足で踏み込まれる。そのたびに、私は自分が悪いことをしているような気分にさせられる。私の返答は、多くの人が反応に戸惑いや難色を示すであろうものだからだ…

ありがとうを伝える時

どんなにつらくても、苦しくても、誰かに慰めてもらおうなんて考えないことだ。 甘えや優しい言葉を、人に期待してはいけない。人への期待は裏切られるもの。何度も言うようだけど、人は自分の思い通りには動かないのだから。 でも、もし、こちらから求めな…

野に下る②

陳平の策により、項羽は亜父范増が劉邦と通じていると疑い、前線や軍議から遠ざけてしまう。范増は、項羽の縁者らが実績のある自分を邪魔に思っていると考え、項羽のもとで自分に出来ることはもうないと見切りをつけ、故郷居巣に去ってしまう。それが陳平の…