夜空の鳥の日記

時にそこはかとなく、時につらつらと

順序を守る

二兎を追う者は一兎をも得ずという言葉があります。同時に違った二つのことをしようとすれば、結局どちらも成功しないというたとえです。あれもこれも一度にやろう(得よう)とすると、かえってどれも中途半端になり、行き詰まり、泥沼にはまる。

私は、一度に二つ以上のことを同時にできない、一度に一つのことしかできない人間です。これは、『順序通りに進める』ことに強いこだわりがあるからかも知れません。順序を決め、それに従って進めれば、膨大な量の仕事も困難な問題の解決も、必ず成し遂げられると考えているからです。そのため、その順序が狂うと大変混乱します。本来の力を半分も発揮できなくなるのではないかと思います。

まず優先順位を決め、最初にやるべきことから一つずつ取り掛かります。そしてその一つを完了させてから、次の一つのことに進む。それを続けていけば、確実に全てをやり抜けるところに、きっと行き着けると思うのです。一羽ずつを目標にして順番に追い続ければ、兎だって得られるはずです。