夜空の鳥の日記

時にそこはかとなく、時につらつらと

自分だけの場所

身を守るためにトイレに籠もることがしばしばあります。我が家にはトイレが2箇所あるので、長時間気兼ねなく籠もり続けることが可能です。外界から遮断された狭い空間というのは、予想以上に心が落ち着くようです。本を集中して読みたい時や、考え事に没頭したい時に最適な場所です。

ここは誰も来ない。誰にも邪魔されない。静けさが保証されている場所だ。

私は、突然大きな音や声をたてられるのがとても苦手です。そのため、このように思えることがどれほど私に安心感を与えてくれるか、計り知れません。

家そのものが安心できる場所ならば、それに越したことはありません。しかし家の中でも、そこにいれば心が穏やかになれる場所、盾のように自分を守ってくれる場所は必要です。