夜空の鳥の日記

時にそこはかとなく、時につらつらと

検索しても答えが見つかるとは限らない

インターネットが生活の一部と言ってもいい現代、分からないことや気になることがあると、何でもヤフーでググってきたものでした。ですが昨今は、自分にとって本当に必要な情報をネットで検索して探し出すことが難しくなったように感じます。

検索結果の上位に来るのは、決まって某知恵袋など個々人の様々な意見が飛び交うものばかり。私にとっては参考程度どころか気休めにもならない、取るに足りない言葉の羅列ばかりであります。
また、一つの情報について幾人もの人が記事を書いています。たとえそれらが正しかろうと誤っていようと、執筆者の見解、着眼点はそれぞれ違うので、同じ情報についての内容でも書かれていることまで同じとは言えません。それらの記事から自分に必要な答えや情報を見定めるために比較したりフィルターにかけたりするには、今やあまりにも量が膨大で気が遠くなります。
サイト、アプリ◯選! のように、検索した言葉が含まれている(或いは無理やり含ませた)サイトやアプリを紹介しているだけで、欲しい情報にいつまで経っても辿り着けない場合も多々あります。そもそも自分の求める答えや情報はネット上に存在していない、なんてことだってあるでしょう。

本気で質の良い情報が欲しかったら、お金など対価を払うことも厭わない覚悟がそろそろ必要なのかも知れません。情報が無償で手に入るなんて、そもそも虫がよすぎる話だったのです。