夜空の鳥の日記

時にそこはかとなく、時につらつらと

その人は本当に忙しいのか

スカイリムでは「忙しい」という言葉をよく耳にする。私はそれまで、「忙しい」という言葉は好きではなかった。

だがこれは、「私にはやることが沢山あって時間がいくつあっても足りない。息つく暇もない」というより、「私にはお前なんかに使う時間は無い」というニュアンスの方が強く含まれているのではないかと勝手に考えてしまった。

その人の実際にやることの有無や多さ少なさはさほど重要じゃなくて、目の前の面倒な人にとっとと消えてほしくて使っているのかも知れないと。

ことスカイリムは面倒をなるべく避けたがる傾向が強いように感じられるし。

そんなふうに掘り下げると、この言葉は好きじゃなかったという当初の気持ちが薄れていく。むしろ自分も使ってみたくなる言葉だ。