「時には何もしない事が最善の選択であり、不思議と最も難しい事でもあるのだ」
スカイリムをトロフィーコンプ。やっと…。伝説のドラゴンだけで半年以上費やしました。不確かな情報を私に吹き込んだそこのあなたを、私はいちいち恨んだりはしません。
さて、そのスカイリムのメインストーリーを進めていたら出て来たのがこの台詞。パーサーナックスを殺せとデルフィンに言われ迷い悩む主人公に、「お前も学んでいるようだな」とアーンゲールが言ったものです。これだけ書くと、このスカイリムというゲームを知らない人から見たら何を言っているのか全然わからないけれど、物語の背景や人物などを詳しく説明するとべらぼうに長くなるので省きます。私が話したいのはスカイリムについての解説ではなく、このアーンゲール氏の言葉を聞いて自分が感じたことなのですから。
我々は常に何かをしていなければならないのでしょうか。皆がやっていることだから、自分も同じようにやらなければならないのでしょうか。過去の年表や未来の予定に空白があるのはそんなにいけないことでしょうか。忙しいことはそんなにも偉く、誇らしいことなのでしょうか。別に、無理に何かをしなくてもいいのではないかと思いました。何もしないのはよくないという考えに盲目的にとらわれていると、「何もしない」を選ぶのがが難しくなってしまうのでしょう。本当にそれは自分にとって必要なことなのか? そう考えた結果、何もしないのがいいというのが最適の答えだったなら、それでいいじゃないかと私は思うのです。